Visual Studio Codeでmiseを利用する場合、その設定方法は公式ガイドに詳しく記載されています。しかし、Homebrewなどを通じてmiseをインストールした際には、予期せぬエラーが生じることがあります。この記事では、そのような問題への対処法を解説します。
miseの設定には、以下のJSON設定がREADMEに示されています。
"rubyLsp.rubyVersionManager": {
"identifier": "custom",
},
"rubyLsp.customRubyCommand": "eval \"$(mise env -s fish)\"",
標準のインストールパスである /.local/bin/mise 以外に、例えばHomebrewを用いてインストールした場合、パスが異なるために ruby-lsp が起動せず、エラーが発生します。
この問題を解決するためには、最近の変更で追加された miseExecutablePath オプションを使って、miseの実行パスを適切に設定することが重要です。
"rubyLsp.rubyVersionManager": {
"identifier": "mise",
"miseExecutablePath": "/opt/homebrew/bin/mise"
},
"rubyLsp.customRubyCommand": "eval \"$(mise env -s fish)\"",
上記の設定を行うことで、Homebrewなどを通じてインストールしたmiseを使用して、Visual Studio CodeのRuby LSPプラグインを効果的に動作させることが可能です。